NO.161 渓流沿いの和風旅館 (静岡)
風情があって設備も十分に揃った旅館。
でも其れだけでは生き残れない今の時代。
そもそも当温泉地自体が衰退する中で
いったい何をどうすれば良かったのか。
差別化なんて、外野が簡単に言うけれど…。
NO.162 ステージ○風 (三重)
長閑な山あいに突如として現れた建造物。
その正体は何と野外ステージとのこと。
木組みの半円を並べた奇抜なデザインは
他で見る事の出来ない、貴重な物件です。
もう少し立地が良ければ…、ああ勿体ない。
NO.163 S荘 (静岡)
以前にも同じ様な構図のTOP画像を
掲載していますが、前回の画像は色みが無く
どこか空虚な感じなのに対し、今回の画像は
斜光が偶然入りこんで、暖かみのある雰囲気。
数分後、また色無き世界に戻る訳ですが…。
NO.164 YYランド (奈良)
自宅を出発した頃は、まだ雨が降っていた。
屋外メインとなる廃レジャー施設の探索には
生憎の天気だが、着く頃には晴れるだろう。
当ての無い希望を胸に、階段を上っていくと
そこには、青空を背にした異形の建物が…。
NO.165 気品ある廃学習施設 (???)
とある学校の関連施設が、何でこんな所に?
放置された理由は、単純に利用者の減少か、
それとも赤字施設の切り捨てなのか…。
長閑な風景を乱す、アカデミックな建築物。
今後の更なる熟成に是非とも期待したい。
NO.166 ガ○バー王国 (山梨)
王国が潰えて、相当の年月が経過した現在。
未だに跡地は手付かずで、放置されたまま。
草木は次第に深くなり、僅かに残された
王国の痕跡も、何れ消えてしまいそう。
フラッグポールがまるで墓標の様でした。
NO.167 蒐集家の夢跡 (???)
蒐集癖というものは、通常であれば
殆どが資金不足によって、打ち止めとなる。
では資金が潤沢にある場合、蒐集癖は
果たして何処まで広がっていくのだろう…。
その結論の一つが当物件、正にカオス也。
NO.168 街外れの廃式場 (???)
とある探索帰り、すっかりお疲れモードで
主要道を流していたら、何やら生気の無い
大きな建築物が、脇目を横切った訳で…。
十分な収穫を得た今回の長旅でしたが、
最後にもう一丁、良い土産が出来ました。