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廃紡績工場

NO.89  廃紡績工場 (石川)



寒さで目が覚めてしまった、旅先の夜明け前。

そそくさと支度を整え、薄暗い街を抜けて

郊外に出た所で偶然見つけたノコギリ屋根。

程良く年季の入った紡績工場の廃墟でした。

丁度朝日も昇って、何だか今日は良い一日になりそう。






レジャーランドM

NO.90  レジャーランドM (山梨)



これでは、廃墟という結果も仕方なかろう…。

レジャーランドは自然に囲まれて然るべきだが、

当物件の立地は流石に酷すぎた。

逆に其れが幸いし、手付かずの廃墟が

人知れず遺されたのは、正に怪我の功名か。






天○屋プール

NO.91  天○屋プール (神奈川)



名だたる政治家や文豪が宿泊した、由緒ある旅館。

登録有形文化財だったにも関わらず、

価値の分からない者達により解体の憂き目に。

そして離れた場所に在ったプールは忘れ去られ、

只々静かに落ち葉を溜め込んでいました。






S中学校

NO.92  S中学校 (三重)



過疎化の進む小さな漁村、その外れには

役目を終えて静かに眠る廃校の姿が在りました。

真夏の日差しと涼しい海風が交錯する中で、

ぼちぼちと撮影の準備を始めていく私。

さて、この情景をどう伝えようか…。






静かに眠る昭和の名建築

NO.93  静かに眠る昭和の名建築 (長野)



たとえ賞を頂くような名建築であっても、

人の手から離れれば、建物は風化・劣化し

廃墟と化す運命から逃れる事は出来ません。

建築の美と廃墟の美、果たして此れは

相乗するか、相殺するか、それは捉える人次第。






Z病院

NO.94  Z病院 (長野)



前日より現地入りし、まずは建物の向きや

内部の間取り、位置関係等を把握する。

想定通りなら、この窓より朝日が射し込むはず。

そして迎えた翌朝、闇に潜む私を

黄金色の朝日が優しく照らしてくれました。






○○湖M美術館

NO.95  ○○湖M美術館 (山梨)



美術館とも研修所とも言われている物件ですが、

内部の荒廃は年月を経る毎に酷くなる一方で、

特に地階の陰湿さは、正に廃墟と言う印象。

青空と植物で彩られた廃墟も良いのですが、

やはり”暗さ”が、廃墟には欠かせません。






O製紙

NO.96  O製紙 (静岡)



現役時代には轟音を響かせていた抄紙機も、

今では、ただの物言わぬ鉄の塊でしかない。

更に時は経ち、屋根のトタンは失われて

その巨大な亡骸は、天日の下に晒されてしまった。

道行く人々は、此の亡骸を見て何を想うのだろう…。







NO.1〜8   NO.9〜16   NO.17〜24   NO.25〜32
NO.33〜40   NO.41〜48   NO.49〜56   NO.57〜64
NO.65〜72   NO.73〜80   NO.81〜88   NO.97〜104
NO.105〜112   NO.113〜120   NO.121〜128   NO.129〜136
NO.137〜144   NO.145〜152   NO.153〜160   NO.161〜168

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