NO.137 G稚蚕共同飼育所 (埼玉)
住宅地の脇に、荒れた小道が延びている。
先を進むと、其処には時を刻んだ蔦屋敷が。
埼玉県は意外にも養蚕が盛んだったらしく、
この建物は、幼い蚕を飼育する場だったとか。
蔦の窓から射し込む、緑の光が幻想的でした。
NO.138 王朝風味の廃ホテル (???)
前回のTOP画では、王朝風味を遺憾なく
発揮していた当ホテルですが、全体を見ると
和風も洋風も混在する、懐の広い物件です。
その中で特に目を引いたのが、この銀ギラに
溢れた空間で、正にバブルの遺産といったところ。
NO.139 ホテル K (宮城)
お城の門を模ったような正面玄関をくぐると、
その先には小さな建物が大量に散開していた。
地方に有りがちなコテージタイプの廃ホテルで
内部もありきたりだろうと高を括っていたら、
中々どうして見所に事欠かない良物件でした。
NO.140 K医院 (???)
蜘蛛の巣の大群に辟易しつつ歩を進める。
近代的な設備を持つ個人病院ですが、
廃墟としての時は既に長いようで…。
窓の向こうに有る穏やかな日常に対して、
この空間は静かながらも異常に塗れています。
NO.141 Iホテル (???)
とある山中の高原にポツンと建つ廃ホテル。
登山客やスキー客で溢れていた時代は何時の頃、
周辺観光の衰退と共に、現在は放置の憂き目。
沈む夕日に照らされるホテル、そして私。
今からの下山か、こりゃ完全に夜行だなぁ…。
NO.142 ホテル大○ (山梨)
これまで何度も足を運んでいる当物件ですが、
今回は落葉の時期を狙っての来訪となりました。
どんな廃墟も、季節や天候、時間帯、経年など
様々な条件で、受ける印象は移り変わります。
限りある廃墟、掘り下げしないと勿体無いですね。
NO.143 絶○館 (静岡)
色んな意味での絶景に恵まれている当物件。
その絶景を拝むには、相当の危険を覚悟しないと
いけない訳ですが、そこまでの価値が有るかは
人それぞれで、私は決しておすすめしません。
この立地での建築、流石に無理があり過ぎる…。
NO.144 街かど廃ボウリング場 (???)
ボウリングが一大ブームとなったのも遠い昔。
その当時、雨後の筍のごとく乱立していた
ボウリング場も、現在の生き残りはごく僅か。
当物件も近年まで粘ったものの、遂に力尽く…。
内外に昭和のエッセンスを感じさせる好物件です。