NO.113 ホテルSR (静岡)
とある海岸沿いに建つ、有りがちな廃ホテル。
ホテル本体よりも、離れの露天風呂に
向かう途中で見掛けた、謎の光景が気になる。
中華庭園から眺めるのは、背高ヤシと太平洋。
ミスマッチな空間に、黒雲が花を添えていた。
NO.114 ホテル ○OO (三重)
他と違う独自性を持つのは結構な事ですが、
それが客に受けるかどうかは内容次第。
このホテルも、動物園をコンセプトに
当初はカップルの話題を攫ったものの、
飽きられるのも早く、結局は廃墟という結末に…。
NO.115 朝陽射す廃SC (???)
小さな町の中で、唯一とも言える複合商業施設。
営業当時は大勢の客が訪れ、館内には談笑が溢れ、
皆それぞれが、良き買い物を楽しんでいた。
だが冬の或る日、突如店舗前に休業の貼り紙が。
以降この施設は、永き廃墟の路を歩む事となる…。
NO.116 NDL (奈良)
急遽何かに誘われたかのごとく、訪問を思い立ち、
夜を徹して高速を飛ばし、やってきた件の物件。
有名な廃墟には訪問意欲が湧かない私ですが、
さすがに消滅も近いとなると、それは別の話。
何だかんだで、やっぱり素晴らしい物件でした。
NO.117 廃旅館 K (山梨)
いつのまに車道は消え、小路を進むこと数分。
小川に掛けられた、小さな朱色の橋の先には
木漏れ日に照らされた、旧い木造の廃旅館が。
質素ながらも、静かで落ちついた雰囲気は
居心地が良く、つい長居してしまいがち。
NO.118 さ○かぜ荘 (静岡)
消えていく廃墟が多い中で、未だ残る物件。
初訪問から現在まで10年以上が経過し、
当初のあっさり感は消え、熟成度が増している。
時期により、蔦の紅葉と夕陽のコラボで
部屋が真っ赤になるという、嬉しい誤算も有り。
NO.119 廃レジャー施設 (???)
TOP画像として2度目の登場となる当物件。
世界の有名建築だけでなく、日本の歴史的建築も
このように放置され、すっかり廃墟テイストに。
国宝として未来永劫残されるべきである建物が
まさかの廃墟に…、実現して欲しくない未来です。
NO.120 K小学校 (三重)
昭和の雰囲気が今も残る、小さな漁村。
その山手側に在る小学校は、もう10数年も
前に休校となり、校舎はただ朽ちていくばかり。
其の内部は、生徒達が遺した思い出の品で溢れ、
誰しもが、切ない気持ちに包まれてしまう訳で…。