教員住宅内部は殺風景な空間でした。
此処に赴任された教員の気持ちは、如何程のものか…。
晩酌が数少ない娯楽の一つだったのでしょう。
長年の状況変化を経ても、なお残るチヨダソルト恐るべし。
味が気になりますが、嘗める勇気は勿論ありません。
教員住宅と校舎は渡り廊下で繋がれ、往復し放題。
校舎のほうも大分年季が入っているなぁ…。
あと何年の冬を越すことが出来るのでしょうか。
小規模ながら分校的雰囲気を残している廊下部分。
部屋数は計3つとなっています。
手前の教室では窓が崩れ、冷たい風が吹き込んでいました。
天井や床の劣化も激しく、木造建築の限界を感じざるを得ません。
教室のトレードマークである黒板の姿は無し。
白く塗られた壁も、こんな頼りない状態に。
たとえ形は残っても、色を失ってしまったら面影は残りません。