先程の人肉館に隣接している、和風の建物。
こちらが真の人肉館だという噂もありますが…。
絵に描いた様な、完全ウエルカム状態。
むしろ空城の計ではないかと心配になるレベルです。
1Fはガラクタが散乱していて探索が捗りません。
残留物なのか、それとも不法投棄なのか。
無機質な雰囲気が漂う二段ベッドを発見。
いまいち物件の素性が見えてこない…。
この物件の付近は温泉地となっています。
引湯しているかどうか、少し気になるところ。
あちこちに崩壊は目立つも、階段はしっかり。
風通しが良いどころの話じゃありません。
明らかに人為的破壊…、目的は何なのか。
とりあえずオール和室ですが、用途は不明なまま。
畳は結構脆く、気を抜けば階下に強制ワープの憂き目。
危険な状況なので、早々に物件を後にします。
結局隣の建物との関係は判らず…、消化不良な物件でした。
長野縦断廃旅行の道中で、軽く立ち寄った物件。
心霊物件としてネタが一人歩きしていますが、
廃墟としては特に特筆する点は有りません。
もう少し現役当時の面影が欲しいところです。
もし此処が本当に某肉を供していたような物件なら、
おそらく廃墟という形では残らないだろうし、
有名度も今の比ではない筈です。
得てして、全国には焼肉屋やBBQハウスの廃墟が多く、
そのどれもが心霊的な噂を纏っている気がします。
焼肉には人を惑わす力があるのでしょうか…。