洋室も有りますが、この暖炉は本物なのか怪しいものです。
そもそも南国伊豆に暖炉は必要ないと思う…。
広めの部屋、一般廃屋にしては生活家財が見当たりません。
もしかすると此処は宿泊施設だったのかも。
床の間の配置等を見ても、ますます怪しい感じ。
エアコンに料金箱、これで確定です。
空調で別料金を取るのは勘弁して欲しい…。
一応温泉場なのですが、お風呂に特徴は無し。
温泉を引いているかどうかも疑わしいものです。
建物脇には斜面を下っていく階段が有ります。
他のアクセスが悪いだけに、貴重な連絡通路といったところ。
安っぽい造りなだけに崩壊が気になる連絡通路。
距離が意外と長く先が見通せません。
流石にもう此れ以上進むのは無理か…。
下手をすると、瓦礫と共に斜面に吸い込まれます。
どうやって建てたのか不思議なほどの
急傾斜地に存在している物件です。
廃墟年齢は10〜15年ぐらいと思われますが、
環境が悪いため自然崩壊の日は近そう。
イマイチ素性のはっきりしなかった物件ですが、
調べてみると伊○山○園という名が出てきました。
連絡通路の下には本館があり、温水プールも備えた旅館で
崖の上の建物は離れ若しくは従業員寮でしょう…。
事後調査の大切さを感じる今日この頃です。