2007/夏etc 訪問
一○鉱山
伊豆の山中、この辺りに鉱山が在るという情報を得て
私は只一人荒れた道を進み続けていました。
道の先に見えてきたのは、何やら木造の建物。
此処が私の探していた鉱山なのでしょうか?
建物自体は結構な年期があるようです。
建物の近くに落ちていた、大きなガラス瓶。
古い廃屋の周辺では良く酒瓶を見かけるものですが、
まさか此れにも酒が入っていたのか…。
建物の中には採石場等で良く見られるアレ(篩い?)が。
やはり此処は鉱山と言うことで間違いないようです。
決して広くない建物の中をコンベアが横切っています。
先程の篩いに掛けられた鉱石はコンベアに乗せられて、
その先のホッパーに落とし込まれていたのでしょう。
ホッパーから溢れ出ていた謎の白い鉱石。
この鉱石は滑石と呼ばれるものですが、詳しい説明は後ほど…。
建物の規模を見る限り、決して大きくない鉱山ですが
規模では語れないロマンが、伊豆の鉱山には有ると思います。
メイン建物の横に建つ、こちらも木造の廃屋。
おそらく作業員の休憩所といった所でしょう。