入口正面から奥までの廊下は、凄まじい破壊ぶり。

不良達の仕業なのか、解体の途中なのか…。



幾つもの部屋が存在していたと思われますが、

今ではすっかり壁が無くなり資材置き場に。



オープンエアーのせいか、此の物件は見た目よりも

廃墟特有の陰湿感が感じられません。



なんだか他の部屋とはちょっと違った空間。

写真に映っていませんが、カウンターも見受けられたので

おそらく食堂用のスペースだと思われます。


奥から更に横へ廊下が伸びていますが、

先ほどの廊下と違って破壊されていません。



この部屋も、やっぱり何も無い空間。




暗闇に射す光と植物の緑がいい感じ。

個人的に、廃墟での写真撮影では

成るべくフラッシュを使わないように心掛けています。


最奥の部屋は、どうやら機関室のようです。

右下に散らばった配線コードが気になるところ。



建物から脱出して振り返りの一枚。

よく見ると、一昔前のボーリング場みたいな感じ。




ひと通り内部を巡っても、イマイチ利用目的が判らない此の廃墟。

物件名から推測して合宿所のようなものだと思われますが…。

後に手に入れた古地図では、○○湖ボウルという名称でした。


全体的に此の建物は残留物が少なく、

生活感を感じない点は未成物件と似ています。

外壁が一部無くなっているので、廃墟特有の

空気の澱みが無いのが印象的でした。



前のページ


戻る
TOP
inserted by FC2 system