2006/春etc 訪問
T鉱業
とある山中、川沿いの道を辿っていると、古びた門が現る。
この先に何か在るかも知れないし、何も無いかも知れない。
とりあえず、先に進んでみないと答えは分からない…。
さっそく発見の作業小屋、草木が生え放題で近寄り難し。
簡易的なものかと思いきや、意外にもしっかりと部屋してます。
ただし年月の経過による劣化は、流石に目立つところ。
色褪せている上に頭もクラッシュして、散々な状態の達磨様。
作業小屋の先、更に道は続きますが容易に進ませてはくれません。
足元はぬかるみ、トゲ混じりの小枝は至るところに張り巡る…。
給水車の廃車が、1台ぽつんと沿道を飾っています。
なぜ此処に放棄されたのか、物件との繋がりはあるのか。
ようやく到着した広場には、明らかに廃な光景が広がっていました。
砂利の採取場、若しくは砕石場の廃墟といった所です。
放射状に伸びる錆色のコンベア達は、当物件の見所の一つ。
ただし季節によっては緑に覆われ、姿を隠してしまいます。
一度物件の上部に回り、順を追って見ていきましょう。
砂利か鉱石かは分かりませんが、ここが最初の投入口。
回転ふるい機、通称トロンメルを通して、選別は進んでいきます。
どうやって目詰まりした石を取るのか、気になるところ。