2008/夏 訪問



恵○病院


心霊系の廃病院として、あまりにも有名だった恵○病院。

街の迷惑物件としてもTV等に取り上げられるなど、

その悪名高い廃墟っぷりは他に類を見ません。


棟が複数あり、規模の大きな物件である事が伺えます。

その醸し出される雰囲気には、一種の禍々しさを感じますね。



周囲の長閑な街並みから掛け離れた、強烈な違和感。

こんな建物が隣に在ったら確かに嫌だ…。



破壊の限りを尽くされた入口は、当然のウエルカム状態。

営業時より閉鎖後の方が来客が多いのではないだろうか。



営業当時は閑古鳥が鳴いていたであろう受付ロビー。

まあ病院が大繁盛するのも社会的には頂けませんが…。



人為的破壊やら、経年劣化やら、植物の侵入やら、

廃墟としての要素を満たすに余りある物件です。



ようやく見つけた、此処が病院であった証拠。

流石に薬は残っていませんでした。



廃病院を巡る際に、かなりの高確率で遭遇する表示。

放射線やらアスベストやらPCBやら、

廃墟訪問は残留危険物にも注意が必要です。


ガラスが殆ど割れている為か、内部の通気性は良く

見た目ほどの陰湿感は感じられません。



破壊と落書きによって埋め尽くされた廊下。

若者達の衝動から生まれた、一種の共同作品と言うべきか。



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