2008/春 訪問



ホテル ○○トップ


辺りの風景に、至って釣り合わない建物。

通る度に怪しいとは思っていたのですが…。



お城風と思いきや、内部はコテージ式というギャップ。

全体的に古臭さは否めません。



割れた看板に痛んだ舗装、経営者のやる気を感じない…。




バルコニーからの景色は中々のものですが、

この手のホテルに眺望は果たして必要か。



コテージ内は綺麗すぎて面白味無し。

ベッドも含めて、まるで一般住宅のよう。



浴槽についても、特筆すべき点は有りません。

もう少し演出があっても良いのでは?



お札しか受け入れない自販機も嫌ですが、

妙に生々しい飲食跡は更に嫌な感じ。



赤紫の円形ベッドに鏡装備という王道。

どうも部屋によって趣にバラつきがある様で。



リアル人生ゲームで、まさか廃墟という結果が出るとは。

チャレンジにリスクが伴う点はゲームも同じですが、

現実は流石にダメージが大きい…。


悔いの有るOUTか、悔いの無いOUTか、

その気持ちは経営者のみぞ知る。




国道沿いに建てられた、ありがちなホテル廃墟。

周辺道路の変化や観光の衰退によって交通量が減り、

それに伴って客足も遠のいたものと推測されます。

以前から逝く予感はあったので、予想通りといった所でしょうか。


新政権が、各所で高速道路の無料化を打ち上げています。

ドライバーとしては嬉しい限りなのですが、

その陰で大きな影響をうけるのは、一般道沿線の商業者。

ホテルやドライブインなどは行きずりの客がメインの為、

交通量の低下は死活問題となるでしょう。

さて、今後どう風雲が巡るか。

私としては唯々見守っていく他ありません。



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