2005/冬 訪問
ホテル サ○ヒルズ相○湖

某湖の畔に建つ、心霊スポットとしても名高い廃ホテル。
遠目からでは特に雰囲気を感じませんが…。

見るからに怪しい正面入口から、異様な冷気。
同時に何か焦げ臭い匂いが鼻を突きます。

中を覗いてみると、そこはもう既に燃え尽きた空間。
廃墟で良く見かける火災跡ですが、この物件の延焼度は
かなり広範囲に渡っているご様子で…。

通常のホテルとして一通りの設備は揃っています。
レストラン「嵯雅味」は、少々強引な当て字のような。

延焼度が激しい為、各施設とも面影は殆どありません。
廃墟としての雰囲気は有っても面白味はイマイチ。

霊感の有る無しに関わらず空気の重さを感じる物件。
真夜中の訪問は御免被りたいものです。

湖側の光と眺望が、唯一の救いといったところ。
燃えていなければ絵になるのに、残念…。

地下一階に下りても、引き続き延焼空間が広がるばかり。

心霊的な雰囲気を盛り上げる小道具。
私としては、ナイフが簡単に刺さる壁の方が気になります。