2008年 訪問
A分校

岐阜の山中を駆け巡った末、ようやく見つかった此の分校。
これまで見てきた分校に比べて、二階建てという事もあり
比較的規模が大きく感じられます。

左側の大きな入口を覗くと、そこは講堂のようでした。
わざわざ別棟建てにするよりも合理的に思えます。

こちら正面入り口も分校にしては立派な仕様。

登校してきた子供達の声で溢れていたはずの玄関も、
今は蝉の声のみが沁み入っています。

子供達の描いた絵が校内のあちこちに残されていました。
思い出と共に、年月を経ても色褪せる事なく…。

謎の用心水現る。予想するに、バケツに溜めた水を
火災時の為に此処へ常備していたのでは?

山の分校は輸送費がかかる為、給食センターとは無縁。
とはいえ独自で給食を作るのも一苦労でしょう。

校舎の裏には別棟の形で便所が建っています。

やはりというか、予想通りの汲み取り式でした。
便器の下から手がヌッと出てきそう…。