2006/夏 訪問
○○漬物食品
割と良くある、道沿いの工場的風景。
でも何か通常と違う違和感を感じませんか?
近寄って見ると案の定の廃墟物件でした。
漬物工場…、季節は思いっきり夏…。
嫌な予感はしますが後へは退けません。
最盛時はフル稼働していたであろうプラ箱たちも、
今はただ沈黙の中に身を潜めるのみ。
良く見ると完全ウエルカム状態の当物件ですが、
漂ってくる漬物臭に思わず足が止まります。
製品搬出口に置かれた充填機やコンベアなど。
新品ならば何十万という代物も、吹き曝しで放置しては
もはや動産的価値は無きに等しいでしょう。
現場内なのに何故か寛ぎの空間が。
衛生面を考えると休憩場所は区切るべきでは?
謎の原料、カリカリフレッシュ粉末タイプ1kg袋入り。
名前からしてカルシウム系の添加物ではないでしょうか。
どうやら此処がメインの生産現場と思われます。
適度に撤去され適度に散らかった風景は○ですが、
漬物臭が強さを増して襲いかかって来る…。