2007/夏 訪問
KQフーズ
以前よく目にした食品を、最近は見かけない…。
そんな疑問を抱いた事って有りませんか?
今回の物件で作られた食品は、其の一つかも知れません。
工場内は大型機械が既に取り外されており、
跡に残るは虚ろな空間と廃材の山。
壊す前に再利用の道は無かったのでしょうか…。
この物件の生産品目は、主にうどん・そばなど。
どういった形で生産されていたのか興味津々ですが、
既にラインは撤去されています。
唯一残されていた大型機械の用途は何だろう。
麺を作る機械?茹でる機械?
あれこれ想像するのは結構楽しいものです。
冷蔵庫に閉じ込められたら洒落になりません。
ましてネギと一緒…、いや好きですけどね、ネギ。
こちらの冷蔵庫には更に色々な物が。
ザ・焼うどんや、ザ・焼そばは許せますが、
ザ・紅生姜は格落ちの感が否めない。
若干漏れ出た蕎麦つゆから、ダシの香りが漂っていました。
これぐらい、肥料工場や漬物工場の悪臭に比べれば…。
シルクハットに髭という在り来たりなジェントルメンから、
遠く離れた柔軟な発想の持ち主に拍手。
木製の作業台は、うどんを打つところでしょうか?
手打ちで大量生産は流石に有り得ないか…。