2004/秋 訪問
旧石部トンネル
旧国道150号線の海上橋付近から海岸に沿った先に
昔の国鉄が使用していたトンネルが在ります。
海岸に降りてみました。この日の波は穏やかですが、
海が荒れている時に近付くのは無理でしょう。
さらに寄ってみると、瓦礫と化したトンネルの坑口が…。
右側にはトンネルの基礎部分が見えます。
かなりデンジャラスな風景。なにせ海に近いので、
波による土砂の浸食が更なる崩壊を招きそう。
つっかえ棒にどれほどの意味があるのかは不明です。
昔はこの風景に列車が通っていたと思うと、感慨深げ。
トンネルから西の空き地の一角には、当時のものと思われる
鉄道用の柵が未だに残されていました。
このトンネルは明治時代のもので、東京側の入口は
現在も改築して使われているようです。
ちなみに奥側のトンネルには生活ごみが散乱しており
住人の存在を伺わせていました。中を見たかったのですが…残念。