イマイチ面白みに欠けるベッド回り。
派手な装飾やギミック等は見当たりません。
お風呂も一般家庭とあまり変わらず。
取って付けたような岩と横の覗き窓が、
かろうじてホテルであることを主張しています。
はたらくくるまでチェックインとは、相当な強者…。
外観に違わず、どの部屋も基本的に和の雰囲気です。
と思いきや、この照明は場違いのような…。
行燈にすれば良いのに、何故これを選ぶのか。
宮部分の無いベッドは、こういったホテルでは稀。
経営者が費用をケチった結果なのかも知れません。
探索を終えた帰り道、目についたのは恐怖の青い看板。
一体これは何が言いたいのでしょうか…。
地元の人もあまり通らない、車もすれ違えない狭い道。
何を期待して其のような場所にホテルを構えるのか…。
周囲には同業者など居る筈もなく、人家すら見かけません。
それならば設備で勝負と行きたい所ですが、
見る限り経営に力を入れていた様にも思えません。
まさに廃墟になるべくしてなったという、そんな感じです。
ジェイソン村的な光景や周辺の雰囲気から
心霊の噂が立ってもおかしくない物件ですが、
場所が悪いせいか存在すら認知されていないようです。
このまま深い藪に埋もれていく運命なのでしょう。