2004/春etc 訪問
○原の廃農場
殺風景の中に見つけた廃農場です。
建物の周辺は野焼きされ、木が殆ど生えていません。
正面から見ると石造りで頑丈そうに思えるのですが…。
二階?の窓から背後の山が見えていますね。
重機で壊されたかのような屋根の崩壊っぷり。
この辺りは静岡にしては割と雪が降るので、
積もった雪の重みが崩壊の原因かも知れません。
内部には家畜が飼われていたと思われる柵が。
牛舎なのか、豚舎なのか、畜産の知識が無いので…。
天井の面積に比べて、支える柱が心許無いような。
農場の隅に、さりげなく存在していた鉄骨。
元々はシートが被せられていたものと思われます。
別方向にも建物が幾つか点在しています。
ちなみに此の日は4月の割に暑く、汗ばむ陽気でした。
一見すると民家のような形の建物ですが…。
内部はどうやら機械室のようです。
何の為のものか、目的はよく判りません。
これは干草や堆肥などを置いておく建物でしょうか。
錆色が風景と程よくマッチしていて良い感じ。
この物件、建物こそ放置されている状態ですが
周囲の畑は未だに現役で使われているようです。
そういえば、この近くにはもう一つ廃農場があります。
そちらは主要道に近くて見つけ易いのですが、
この物件は良く見ていないと見逃す可能性大です。
車の運転中に廃墟を探すのは余りお勧めできませんが…。