2005/春 訪問



内○の廃墟


とある川の向こう側に見えた怪しい建物。

橋が見当たらない為、渡渉する以外には近付けません。



小さな建物には、色濃い生活感が。

ワンルームながら一通りのものが揃っています。



色褪せているせいか、更にレトロチックに見える冷蔵庫。

流石に開く勇気はありませんでした。



箱は大きくても画面は小さい、一昔前のTV。

いつかHP上で廃墟のTVを特集したいものです。



森の中には他にも建物が点在していました。

一見すると作業場か倉庫といった感じ。



建物の中には、よく分からない木造の部品達。

これは一体何に使うのだろう…。



木造部品の中には割と大きな物も有りました。

何かの作業具か、若しくは此れ自体を作っていたのかも。



よく見ると薮の奥には更に建物が。

行きたくないけど、ここまで来たら行くしかない…。



建物の中には、またしても謎めいたモノが。

鳥かご?のようですが他に養鶏設備は見当たりません。



一番広い建物の内部は、こんな感じ。

鉄の管やリヤカーなど、工場っぽい跡です。




何かと謎の多かった今回の物件。

まず立地条件が川の向こう側で、橋が近くにありません。

背後は山で、一番近くの橋から川沿いを伝うと

かなりの距離になってしまいます。

しかも道らしい道は見当たらないし…。


廃墟年齢がおよそ35年というのは判ったのですが、

この物件が一体何だったのかは未だ不明。

外見からは養鶏場のようにも見えるし、

残留物からは作業場のようにも感じます。

どちらにせよ、このようなマイナー物件のために

護岸された岸壁を滑り落ちて川を渡り、

再び岸壁をよじ登って更に薮を掻き分けるという

多大な努力を払うのは、せいぜい私ぐらいかも…。




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