2018/冬 訪問
Nプール
とある道路を車で流していたら、偶然廃景が目に入ってきた次第。
周囲に民家は無く、人の気配も皆無の寂しい場所でした。
こじんまりとした敷地には、プールと僅かな建物が。
目と鼻の先に海水浴場が有るのに、何故ここでプール?
海水浴ならタダなのに…、しかも此方は時間制限有り。
一応優位な点は、安全な事と水がベタベタしない事ぐらい。
当物件におけるメインの建物は、受付と売店と更衣室を兼ねる。
飾り気のない其の姿が、余計に哀愁を誘っています。
内部は狭いながらも、軽食や飲み物等が売られていた痕跡が伺える。
水に浸かって冷えた身体には、例えば肉まん辺りが丁度良い。
強風により、男子更衣室の扉が吹き飛ばされるという事案。
これが営業当時だったら、男子達の青い悲鳴が聞けたかも…。
下着にしろ財布にしろ、全てを此のカゴに放り込んでいた時代。
プライバシーも防犯も関係ないという、その潔さに乾杯。