2005/夏etc 訪問
TM保養所
とある観光地の一角、妙に人気を感じない建物が在りました。
これが某企業の保養所だったとは、後日に判明した訳で…。
敷地内には、所々の部品を持ってかれた廃バイクが。
特に荒らされた様子もなく、保養所然とした正面玄関。
下足入れを見ると、この建物の客室数は計15室といったところ。
402号室(しに番)が無いのは日本特有の傾向です。
パッと見きれいなエントランスホールですが、天井の壁紙など
所々に劣化の兆しが見え始めているようです。
多くの保養所廃墟を見てみると、どこも食堂のデザインには
比較的気を使っているような気がします。
逆に厨房は、どの廃墟でも殆ど同じ風景…。
光の抜ける階段は見た目に良いのですが、
女性の方には下からの視線が少々気になる所。
今は綺麗な状態でも、数年後には荒れてしまうのでしょうか…。
廃墟化の法則を科学的に分析してみたいものです。
客室も綺麗ですが、換気されていない為にカビ臭が強烈。
建物にとって適度の換気は欠かせません。