自作の詩を壁に書き残す者もいた。
こんな形で公開されるとは…、露にも思わないはず。
どの部屋も基本的な造りは同じようなもの。
僅かな残留物に違いを求めて、ドアを開きます。
辞令、それは会社側の絶対強権とでも言いましょうか。
こちらの意に添わずとも、従わざるを得ないという…。
そして、彼はシアター洗い場係となりました。
共同浴場は特に色気も無く、質実剛健といった感じ。
禁断の女子寮への入口はこちらです。
というか、なぜ女子寮には禁断という枕詞が付きまとうのか。
残念ながら私の知る所では在りません。
玄関の広さが男子寮とは大きく違います。
接客業だけに、従業員の女性比率が高めで
女子寮の利用者も多かったのでしょう。
心得となると仰々しいですが、内容は一般常識の類。
火気厳禁や清掃はともかく、暴飲暴食は寮に関係あるのか…。
男子寮とは違う雰囲気の共同風呂です。
従業員の疲れを癒してきた、会社にとって影の功労者。