2005/春 訪問
S ロープウェイ 山頂駅
此処は伊豆地方の、とある山の頂上です。
麓から歩きなので既にクタクタですが…、
なにやら不自然な建物を見つけました。
そういえば、この辺りには昔ロープウェイが在ったとか。
もしや此の建物が、その痕跡なのでしょうか?
建物の近くで古びた外灯を発見しました。
ここに何らかの施設が存在していた証と言えます。
建物の入口は何だか見すぼらしい感じ…。
写真では見難いのですが、入口横の看板には
休憩所と銘打たれていました。
建物内部も、外見に負けず劣らずの見すぼらしさ。
まるで無人駅の待合室のような雰囲気です。
建物の窓から下界を見下ろしてみました。
ここがロープウェイならば架線を切り通した跡が
見えると思うのですが…、ちょっと良く分かりません。
必死の思いで斜面を降りて正面に回りこんでみると、
そこには明らかにロープウェイ駅舎の風景が!
コンクリの部分は、位置的に考えると乗降場でしょうか。
斜面に落ちていた赤い吸い殻入れ。
廃墟の駅に、これ程似合うものはありません。
正面部分は、思ったよりも年月の経過を感じないような。
窓の下には一階部分があるのですが、何故か
土によって埋められてしまっています…。