思ったより複雑なプラントとなっている為、
操作盤のボタンも結構な数になってます。
魔女のスープでも、此処までの状態にはならないと思う…。
依然として場内の悪臭は収まらず、限界も近付いてきました。
臭いに汚染されたか、妙な色に変化している鏡餅。
限界を感じつつも、シャッターを押す手が止まらない。
ここまでして得たい物って何だろう…。
工場としては決して広くない空間ですが、密度が濃い感じ。
扉の奥が気になるものの、例の液体に邪魔されて進めず。
この部屋もかなりの悪臭に支配されています。
ドラムの中身、知りたいような知りたくないような…。
いい加減にしないと意識が飛びそうなので撤退。
僅か30分程の滞在ながら、あの強烈な臭いは
今でも忘れる事が出来ません…。
近頃は工場萌えがブームという話ですが、
此処に萌えられたら大したものです。
今までの人生で、これ以上の悪臭を経験した事はありません。
廃墟は美しいという概念に真っ向から対立する物件…。
ちなみに其の後の調査で、此処では動物性残渣を利用して
肥料を製造していた事が判りました。
動物性残渣…魚・獣の骨、皮、内臓等のあら、ボイルかすetc、
これらのものが長年放置されている訳で…。
もし此処を間違って見つけても、近付かない方が賢明でしょう。