ベニア一枚に近い外壁では、崩壊も止む無し…。
鉢植えがあるかと思えば、なぜか絵画?
晩年の迷走は廃墟に付き物のようです。
メイン建物より向かい側の廊下を望む。
現役時は中庭に何か植えられていたと思われます。
何の変哲も無い通路ですが、廃的には良い感じ。
通路の一角に休憩スペース、そして古ぼけた絵画。
なぜ此の物件は廃墟となったのだろう…。
ここを曲がれば、先程と反対側の外周廊下です。
案内板を見るかぎり、展示植物は蘭がメインだった模様。
最近になって再び訪れてみた所、中庭は草だらけになり
外周廊下は全て解体されていました。
現在、廃墟としての見所は殆ど有りません。
この物件の情報は殆ど見かけないのですが、
調査によると○屋野菊園という別名もあったようです。
○屋さんは周辺地域に野菊を多く植えていて、
「伊豆の花咲かじいさん」と呼ばれていてたという話です。
ただし其の情熱も、不況及び施設の陳腐化には勝てないのか…
このように廃墟という形になってしまいました。