2009/春 訪問



天○之櫓


茨城某所の長閑な住宅地にて、ひっそりと存在しているお城。

お城に覆い被さらんとする、草木のボリュームが半端ない訳で。




草木で見えなかった反対側には、お城に隣接して建つ住居の姿が。

外観の傷みは左程でも無いけれど、放置歴は結構長そう。




当物件は城の資料館だと聞いていますが…、こちらは住居の入口。

ウエルカム状態とはいえ、周囲が住宅街なので落ち着かない。




住居は思いのほか荒らされていて、典型的な廃屋の様相。

本命は資料館につき、ここは早足で通過したいところ。




狭いお風呂ですが、このタイル絵は中々風情があって良い感じ。

城マニアなはずの家主は、なぜ城の絵を選ばなかったのだろう。




住宅の奥深くまで植物の侵入を許してしまった状況。

寧ろこれは、光の乏しい奥でも元気な植物の方が天晴れ。




何やら立派な造花があると思ったら、傍らに仏壇が佇んでいた。

最後に鬼籍に入ったのは、もしかして当物件の家主だったのでは…。




若干沈んだ気分を奮い立たせて、いよいよ本丸に臨む。

思ったより小じんまりしているものの、外観は割とキレイ。




住宅とは入口が違っていて、まずは階段を上ります。

家主は勿論、他にも多くの城マニアが此処を訪れたはず。




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