2016/夏 訪問
H高原学園
ここは群馬県のとある山中、怪しげな道の先に
見えてきたのは、草にまみれた学校らしき建物…。
当物件、学校と言えば学校なのですが、その正体は
都市部の教育機関によって建てられた、林間学校の様なもの。
遠目では綺麗に見えた建物も、近くで見ると結構傷んでます。
山中という厳しい環境の所為なのか、単なる管理不足なのか。
都会から長いことバスに揺られて、やっと到着した山中の学校。
大きな荷物を持った生徒達が、昇降口で渋滞の憂き目。
到着早々に階段を上らされて、2階の体育館へ集合。
お遊び気分の生徒達から、早くもボヤキが洩れる。
林間学校でのプログラムやら、注意事項やら、色々と聞かされる。
校外学習の意義を理解できる生徒など、ほんの一握りであり、
その殆どが、只の楽しいお泊り遠足だと思い込んでいる。
都市部の学校ともなれば、学年辺りの生徒数も相当なもの。
それを収めるだけのキャパシティは、十分に持っている施設です。
林間学校といえば野外活動がメインとなりますが、
もちろん雨天もあるので、その場合は座学が多めに。
都会の学校とは比較にならない、校庭の広さと緑の量。
キャンプファイヤーもマイムマイムも、存分にやりたい放題。
トモダチであるボールが、器具室の一角に放置される事案。
そもそも、ボール遊びは此処でなくても都会でも出来るし…。